インドからのオーディオレビュー

インド在住の高級オーディオファイルがオーディオコンポ、イヤホン、ヘッドホン、音源(CDなど)のレビューやニュースをお伝えしていきます。
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2015年05月

【ハイレゾ音質レビュー】Rally Go Round - LiSA


Rally Go Round(通常盤) - LiSA
アニプレックス 2015-05-27

今回はRally Go Round - LiSAです。
いつも使っている某音楽配信サービスサイトが海外IPからの購入を弾くようになったので、
レビューが久しぶりになりました。

傾向は前回アルバムのLauncherとほとんど一緒で、結構高音質と言っていいと思います。
ヴォーカルはしっかり楽器と分離していますし、奥行きがあるのでヴォーカルとドラムに間が
あることが感じられます。
広がりのある音場ではありませんが、ギターは左右から聞こえてきて定位には気を使って
いる方です。(個人的にはドラムがもう少し下で鳴ってくれるといいのですが)

前回Launcherでは、ハイレゾ音源より元の音源の方がロックっぽさを表現できていたので、
念のため320kbpsも一曲だけ購入して確認してみましたが、傾向は同じのようです。
ピュアオーディオで鳴らしやすいのはハイレゾですが、ロックを鳴らすようにシステムを追い
込んでいる場合はCDの方がよいかもしれません。(最後は好みの問題ですが)

採点:7.5点

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最高峰のUSB-DDCを物色

IMG_2327

普段はDiverter HRにGEMINI(USBケーブル)+iUSB Power(バスパワー供給)+DCV-9A(電源)
という構成で鳴らしていますが、ふと先日普通にUSBケーブルを繋いだだけの状況と比較してみたら、
USBケーブルだけの方は、どうにも位相が少しずれたような音になりました。

やはり、電源と信号をUSBケーブルで同時に送って、バスパワーだけで駆動させるのは駆動力の観点
からもノイズの観点からも厳しいのかな?と思った次第で、USB-DDCで他の選択肢はないか物色して
いました。


現在の構成はUSBケーブルがGEMINIに限定されてしまうことと、AES/EBU出力がないことも不満と
言えば不満です。

将来CDPとDevialetを接続するのにAES/EBUケーブルを持っていなかったため、中古で出ていた
Nordost Valhallaを買ってみたので、試してみたくなったというのもあります。


余談ですが、表皮効果が働く高周波伝送において、Nordostの8N OFC導体+銀メッキにフッ素
(FEP)絶縁+モノマイクロフィラメントを利用した空気絶縁という構成はある程度理に適っているように
思えます。
音はデジタルケーブルと言えども、結局それぞれのメーカーの傾向になるんでしょうけれど。。


さて物色したところ、現時点ではUSB-DDCとしての最高峰は以下の機種になるのでしょうか。

dCS
Scarlatti Clock
Scarlatti Upsampler
Paganini Clock
Paganini Upsampler
Vivaldi Upsampler
http://www.taiyo-international.com/products/dcs/index.html

dCSのClockをアップグレードさせれば、USB-DDCとしての機能を付与させられるようですが、
(S/PDIFだけしか出力できず、21万円くらいかかりますが・・)生産終了のアナウンスが出てる
ので、いつまでアップグレードできるのか分かりません。

音像定位とフォーカスの良い音を楽しむ場合はClockで、音場を広げたい場合はUpsampler
でしょうか。
個人的にはClockの方が好みの可能性が非常に高いですが、AES/EBU出力できないことが
残念です。(一応DevialetはAES/EBU入力を推奨している模様)

WeissのINT204も検討しましたが、さすがにDiverter HRから劇的に良くなることはないかな
と思いました。

ということで今回はしっかり嵌る組み合わせがなかったので、考えるだけで止めておきます。
納入はまだですが、出物があって先月に過去最大の買い物もしてしまったので。。


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DevialetからFirmware8.0がリリース、代理店であったStellaさんが取り扱い終了

IMG_2320

Firmware8.0の主なアップデートは以下の五点です。

1. アナログレコード関係のアップデート(イコライザー周り)
2. USB経由でのDSD対応
3. 映画用のエフェクト追加
4. パワーサプライ最適化
5. SAM機能のアップデート

注目すべきは2と4ですが、残念ながらD-PremierをDevialet250にアップグレードしていないので、
USB接続が叶いません。。

7.1.3のβ版を試しに入れていましたが、最低域がマッシブになった代わりに抜けが少し悪くなった気が
したのと、二回に一回くらい立ち上げに失敗していたので、丁度良かったです。
ぱっと聴いた限り8.0になって、アタック感とキレがもう少し出るようになったかなという印象です。
4のGreater Energetic Efficiencyの効果でしょうか。

後、Stellaさんが代理店から外れるようですね。
日本で人気があるので、強気に出てるといったところかもしれませんが、日本の商習慣やハイエンドの
販売店を押さえられるかが肝でしょうか。

THE 8.0  EXPERT FIRMWARE RELEASE AT A GLANCE

RAM®, Record Active Matching: your vinyl records at their best.
RAM®, Devialet's exclusive new technology (Record Active Matching) adapts in real time the phono stage parameters, including: EQ curves, mix mode, cartridge sensitivity and loading parameters. Now providing 11 new equalization curves.

MAT®, Minimal Arithmetic Transform: DSD Engine
DSD64 (DSD 1x) is now supported on USB and every high speed PCM digital input, through DoP v1.0 (DSD over PCM).

ICM Intelligent Cinema Mode
Devialet transfigures your soundtracks, making voices and sound details more audible. Your movies have never sounded so good.

DPM Dynamic Power Management
The power supply adapts continuously to the music playing for greater energetic efficiency. 

SAM V2, Speaker Active Matching
SAM is now able to model the most complex speakers, even those with passive radiators. 


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