珍しいホワイトハイグロスのCL330.3 JETです。
渋谷の近くにあるオーディオ屋さんでスタンド込み定価の半額くらいで買いました。
特長
・リボンツイーターから発せされる独特の高域が特徴で、全体的に華やかな印象。
・ヴォーカル特化型(男女問わずいけるかと思います)で、艶と実在感(空気感)あり。
・ブックシェルフにしては低域もそこそこ出ますが、最低域はさすがに厳しい。
・ハイスピードで解像度と分解能も悪くないため、ロック・ポップスを中心に録音が悪い
音源も気持ち良く鳴らす。(送り出しとアンプにも依りますが・・・)
・ギターの切れ、ドラムやピアノのアタック感も良好。弦楽器も程よい艶が出ます。
気になるところ
・ヴォーカルが歌っているときに周辺の楽器の存在感が薄くなる。
・音像(奥行き)と音場(左右の広がり)共にどっちつかずで若干中途半端な印象。
注意点
スイートスポットが狭いため、セッティングをしっかり詰めないと気の抜けた音になります。
さらに後方定位気味、リアバスレフなこともあって、ブックシェルフなのにもかかわらず、
広い部屋(10畳以上が望ましい)と背面に十分な空間(最低1mくらい)が必要です。
一例を言えば、現状スピーカーの背面に4mくらいスペースがありますが、曲によっては
ヴォーカルがスピーカーの後方2mくらいで定位しています。
日本では6畳だったので全然本領発揮できておらず、インドに来てからこのスピーカーの
真価を知りました・・。
後継機種のELAC 330CEも音の傾向は近いと思いますよ。
ELAC 330CEはこちらから ELAC 330CE-HB(ペア) スピーカー