インドからのオーディオレビュー

インド在住の高級オーディオファイルがオーディオコンポ、イヤホン、ヘッドホン、音源(CDなど)のレビューやニュースをお伝えしていきます。
現在使用しているオーディオ機器の紹介はこちらから

Diverter-HR

BusPower-Pro (Aurorasound) 到着!

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Sonicweld Diverter HRにAurorasound BusPower-Proを繋いだ様子。


前回のDiverter HRレビューの際に予告しておりましたが、本日BusPower-Proが到着しました。
まだエージングが終わっていないと思いますが、Diverter HRと繋いで聴いてみた感想を少し。

・とりわけヴォーカルとドラムの分離、実在感、定位が良好。

・低域の量感は一段階増えるが、少し緩め。

・アタック感や切れは控えめで、ピークを少し削っている音の印象。

・音の鮮度とSNは少し後退するような・・?


そこまで音は変わらないだろうと思っていましたが、結構変わって驚きました。

しかしながら、そもそも低域の締まりとアタック感や切れを期待してDiverter HRを購入したので、
現行のシステムに導入するのはちょっと違うかなという気がしています。

Diverter HRを購入したはいいけど、どうにも音がきついという方にはいいかもしれませんね。
(そもそも日本に何台あるんだって話ですが・・・)


BusPower-Proはこちらから
Aurorasound USBバスパワー機器用外部安定化電源 BusPowerPro


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【USB-DDC】Sonicweld Diverter HR レビュー + M2TECH hiFace TWO との比較

P1000692


さて、無事インドに戻ってきて、
Sonicweld Diverter HRを落ち着いて聴く機会が作れましたので、

レビューをしたいと思います。 おまけでM2TECH hiFace TWOとの比較も載せておきます。

(本当は単体のCDプレーヤーやトランスポートとも比較したいのですが、残念ながら持ち合わせて

 おりません。。)


尚、前作のDiverter無印と比較すると、ディスプレイが付き、専用ドライバが必要になり、24bit/

192kHzASIOに対応するようになりました。

実際に前作は聴いてないのですが、スピード感・アタック感は良好なものの、SNが悪く荒削りな音

だという前評判を聞いておりました。


さて、Diverter HRをじっくり聴いた印象は、


・専用ドライバでASIO対応になったこともあってか、少なくともSNが悪いという印象はない。


・超ハイスピードなのに加えて、解像度も伴っているため、奥行きがあって立体的に聴こえる。

 (奥行きがあるので、ヴォーカルとドラムが被らずにしっかりと分離される)


・完全な音像傾向の音であり、音が左右に広がる傾向はない。


・低域の解像度が特に良く、締まりも良好なのでベースの音階が非常に追いやすい。

 (低域をねじ伏せて鳴らす傾向で、低域が暴れやすいロック・ポップスを聴くのには丁度よい)


・音がアグレッシブに前へ出てくる傾向で、ドラムのアタック感・ギターの切れは非常に良好。

 (荒削りという印象ではない)


・艶や潤いはあまりなく、クールで渇いた硬質な音の傾向。

 (通常アタック感・切れと艶・潤いは相反するので、当然と言えば当然ですが)


又、hiFace TWOとの比較では、


・双方ともハイスピードで音の傾向は近い。


・中高域の解像度は一~二ランク、低域の解像度は二~三ランクDiverter HRの方が上。


Diverter HRは奥行きがある音なので立体的に聴こえるが、hiFace TWOは平面的に聴こえる。

 (Diverter HRはヴォーカルとドラムが分離されているが、hiFace TWOは被り気味)


Diverter HRはピントがあっているように聴こえるが、hiFace TWOはぼやけている印象。


・艶や潤いはhiFace TWOの方がある一方、アタック感や切れはDiverter HRの方が遥かに優秀。

 (hiFace TWOに潤いがあるというより、Diverter HRの音が相当渇いているだけという説も)



Diverter HRは一般的なハイエンドオーディオとは逆方向な音の傾向に加え、USB-DDC30万円
という
価格からしても万人にお勧めできるモデルではないので、出来れば試聴してから購入を
決めた
方がよいと思いますが、残念ながらデモ機はないようです。(売る気があるのだろうか)


参考までに書いておくとクラシックには向かないと思いますが、ロック・ポップスはストレス
なく聴けるのでお勧めできます。

低域の解像度は良好なので、録音が悪いソースも問題なく鳴らせますが、よそで潤いを加えて

あげないと、女性ヴォーカルは魅力的に聴こえないかもしれません。


尚、hiFace TWOと比較した限りでは当然差はありますが、圧倒的な差が出るという感じはない
ので、
DAC・アンプ・スピーカーを揃えてから最後にDDCに手を付ければよいかなと感じた次第
です。


とは言え前回の日記の通り、辛口な低域とアタック感が欲しかったので、購入して正解でした。

来週あたりにBus Power-Proが日本から到着する予定なので、追加した感想を別途書きたいと

思います。



~再生環境~

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DDCSonicweld Diverter HR (+ Kimber Cable silver USB)

     M2TECH hiFace TWO

DAC+プリメインアンプ:Goldmund Telos390

スピーカー:ELAC FS609 CE


デジタルケーブル:Kimber Cable KS-2020

再生ソフト:Frieve Audio (ASIOドライバ使用)



hiFace TWOはこちらから M2TECH USB DDコンバータ hiFace-TWO



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Sonicweld Diverter HR購入!

P1000626

旅行へ行ったり、出張で日本へ戻っていたりと忙しく、更新できていませんでしたが、
題名の通り、この度日本でSonicweld Diverter HRを購入しました!
(ついでにKimber Cable Silver USBも)

現在、DACはおろかスピーカーすら日本にないので、まだ音を聴けていませんが、
インドに戻り次第ファーストインプレッションを書こうかと思いますので、乞うご期待!


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